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中央 海外遠征
メールドグラースは6着――豪・メルボルンC
2019年11月05日 14時10分
11月5日にオーストラリアのフレミントン競馬場で行われたメルボルンカップ(GⅠ、芝3200m)にメールドグラース(牡4歳、栗東・清水久厩舎)が出走し、6着となった。勝ったのはC.ウィリアムズ騎手が騎乗したヴァウアンドディクレア(セン4歳、豪・D.オブライエン厩舎)。勝ち時計は3分24秒76(重馬場)。なお、2位で入線したデットーリ騎手騎乗のマスターオブリアリティが4着に降着となり、2着にプリンスオブアラン、3着にイルパラディーゾがそれぞれ繰り上がりとなった。
メールドグラースは序盤は好位直後につけたが、最初のコーナーで少し引かされて道中は中団後ろを追走。最終コーナーで外に出せず直線は馬群の中を突いて伸びたものの、6番手で入線した。
清水久師:ペースが遅く馬群に包まれているなかで、よく我慢してくれました。頭数も多く人気もしていましたので、簡単な競馬ができないことは分かっていましたが、もう少しスムーズに流れてくれれば良かったです。最後は脚いろが悪かったですが、その割にはあの着差なので、馬場状態も考えれば本当に頑張ってくれたと思います。
レーン 騎手:返し馬とゲートの中で非常に馬が落ち着いていて、いいスタートが切れました。自分にとって理想的なポジションを取ることができましたが、ペースが遅くなって折り合いに苦労した場面もありました。最後の直線では少し末脚を出してくれましたが、道中に折り合いを欠いた分、伸び切れませんでした。今日の馬場や距離は問題ではなかったので、もう少しペースが上がれば勝ち負けになっていたと思います。