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ディープインパクトが死ぬ

2019年07月30日 13時30分

現役時は史上2頭目の無敗の三冠馬となり、種牡馬としても牝馬三冠を制したジェンティルドンナなど多くの活躍馬を送ったディープインパクト(牡17歳)が死んだことが、繋養先の社台スタリオンステーションのホームページで発表された。同馬は今年3月から頸部の痛みを理由に種付けを中止されていた。7月28日に手術を受け、術後の経過も安定していたが、29日の午前中に突然起立不能となり、30日早朝のレントゲン検査で頸椎の骨折が発見され、回復の見込みが立たないことから安楽死の処置が取られた。

金子真人ホールディングス株式会社 金子真人代表取締役:無敗の三冠馬をあっさり成し遂げてくれたことにはとても感動しましたし感謝しています。最も感動したのは凱旋門賞で負けて帰国した直後にジャパンカップ、有馬記念を連勝してくれたことです。その直後、あまり前例の無い4歳での種牡馬入り後も大成功してくれました。マカヒキとワグネリアンの2頭のダービー馬も私にプレゼントしてくれました。突然の訃報に涙が止まりません。心から冥福を祈ります。

池江泰郎元調教師:突然のことに大変驚いています。約2年の現役生活では最高の成績を挙げてくれました。今は心よりご冥福をお祈りするのみです。

武豊騎手:体調が良くないと聞いていたので心配していたのですが残念です。私の人生において本当に特別な馬でした。彼にはただただ感謝しかありません。

ノーザンファーム 吉田勝己代表:ノーザンファームの過去の生産馬の中でも間違いなく最高の競走馬でした。種牡馬としても大成功をしていただけに本当に残念です。心よりご冥福をお祈りします。


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