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中央 海外遠征
ノームコアが香港カップ制覇、2着にウインブライト
2020年12月13日 17時59分
12月13日に香港のシャティン競馬場で行われた香港カップ(GⅠ、芝2000m、8頭立て)でノームコア(牝5歳、美浦・萩原厩舎、Z.パートン騎手)が優勝し、19年ヴィクトリアマイル以来となるGⅠ2勝目を挙げた。2着はウインブライト(牡6歳、美浦・畠山吉厩舎、松岡騎手)で、日本馬がワンツー。ダノンプレミアム(牡5歳、栗東・中内田厩舎、W.ビュイック)は4着だった。勝ちタイムは2分00秒50。
1着ノームコア
萩原師:オーナー、牧場の方々をはじめ、皆様の力で勝たせていただいて感謝しています。パートン騎手が上手く乗って良さを引き出してくれました。日本のファンの皆様が応援してくださったおかげで、勝利という結果を得られたと思います。ありがとうございました。
パートン騎手:とても良いレースができました。関係者が馬をしっかりと仕上げてくれたおかげです。道中はウインブライトの後ろの良い位置につけることができ、最後の直線は奮起してくれて良い伸びをみせて勝ってくれました。騎乗機会を与えてくれた関係者に感謝しています。
2着ウインブライト
畠山吉師:結果は非常に残念ですが、馬は本当によく頑張ってくれました。松岡騎手も昨年と同じく申し分ない乗り方をしてくれて、充分に力を発揮してくれたと思いますが、結果として勝った馬が良いレースをして強かったのだと思います。今年は順調とは言えませんでしたが、最後のレースでこういったレースをしてくれたのはこの馬らしいな、と思います。生産者、馬主、騎手とともにワンチームで頑張れたことも含めて、この馬にはなかなか経験できないことをさせてもらい、頭が下がる思いです。
松岡騎手:大外枠からのスタートでしたが、良いポジションを取れて、この馬のスタイルを貫くことができました。とても納得できる最高の競馬でした。ただ、相手が一枚上でした。ウインブライトの騎乗はこれが最後になりましたが、これ以上ない競馬ができて感無量です。種牡馬になっても頑張って欲しいです。いつまでも応援しています。
4着ダノンプレミアム
中内田師:馬はよく頑張ってくれました。帯同したスタッフもこの厳しい環境下で本当によくやってくれたと思います。レースは後ろから行く馬が有利な展開となり、この馬には残念ながら流れが向きませんでした。