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シンボリクリスエスが死ぬ
2020年12月09日 15時00分
02、03年のＪＲＡ賞年度代表馬シンボリクリスエスが、12月８日に蹄葉炎のため死んだ。21歳。現役時の通算成績は15戦８勝。02、03年に天皇賞（秋）、有馬記念（ともにＧⅠ）を連覇したほか、02年青葉賞、神戸新聞杯（ともにＧⅡ）を制し、重賞は計６勝。引退後は種牡馬として供用され、14年のジャパンカップを制したエピファネイア、18年チャンピオンズカップを制したルヴァンスレーヴなど５頭のＧⅠ級勝ち馬を出した。種牡馬引退後は千葉県成田市のシンボリ牧場に繋養されていた。
シンボリ牧場 和田吉弘社長：昨年種牡馬を引退し、シンボリ牧場に移動してきましたが、今年の９月に蹄葉炎を発症しました。治療を続けてきましたが、12月７日（月）頃からは自力で立ち上がることができなくなってしまい、やむを得ず安楽死となりました。ＧⅠを４つ勝利した名馬でファンも多く、また種牡馬としても母の父としても活躍馬を多く出してくれました。種牡馬を引退して１年しか生きられず、もっと長く生きてほしかったという気持ちでしたので残念でなりません。
