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出走馬から規制薬物検出、大久保龍師に過怠金30万円
2020年07月17日 11時36分
JRAは、7月12日第4回阪神競馬第4日第4Rに出走したトロイカ(牡3歳、栗東・大久保龍厩舎)の検体を理化学検査した結果、規制薬物である消炎剤「ジクロフェナク」が検出されたことを発表した。これは日本中央競馬会競馬施行規程第147条第14号(開催執務委員の命令・指示違反)に該当するため、大久保龍志調教師(54歳、栗東)は過怠金30万円を課せられた。
※規制薬物は、おもに治療を目的に施用される薬物であり、競馬法に定められた「禁止薬物」のような競走能力への影響はないものの、馬の福祉および事故防止の観点から、規制薬物の影響下にある馬の出走は禁止されている。
なお、ジクロフェナクは、消炎・鎮痛効果を目的として一般的に使用されている治療薬である。