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中央 アラカルト
昨年の“三冠”戦線で活躍したヴェロックス、“三冠馬”を両親にもつジナンボーも登録
2020年02月19日 11時34分
ヴェロックス(牡4歳、栗東・中内田厩舎)が、小倉大賞典(GⅢ)に登録している。同馬は重賞勝利こそないが、皐月賞2着、ダービー3着、菊花賞3着と昨年の“三冠レース”で安定した走りを見せた。ヴェロックスはトップハンデタイの57Kを背負うが、重賞初制覇を遂げて、GI戦線へ向け弾みをつけることができるかどうか。同馬には引き続き川田騎手が騎乗する予定。また、父が05年の“三冠馬”ディープインパクト、母が10年の“牝馬三冠馬”アパパネという血統のジナンボー(牡5歳、美浦・堀厩舎)も小倉大賞典に出走する予定。関東馬が小倉大賞典を勝てば、17年マルターズアポジー以来、3年ぶり3頭目となるが、アパパネ産駒初の重賞制覇を遂げることができるかどうか。なお、ヴェロックス、ジナンボーはいずれも金子真人ホールディングス(株)の所有馬で、Vなら同馬主の小倉重賞勝利は、馬主名「金子真人氏」も含め、初めてのこととなる。