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セクレタリアトのオーナー、ヘレン・チェナリー女史が死去

1973年の米三冠馬セクレタリアトのオーナーだったヘレン・チェナリー女史が脳卒中の合併症により、9/16に米コロラド州にある自宅で死去した。95歳。チェナリー女史は父クリストファーが体調を崩したことを受けて、1960年代後半から父が所有するメドウスタッドとメドウステーブルをきょうだいとともに支えて、その後に代表に就任。1972、73年の米年度代表馬に輝いたセクレタリアトや1972年のケンタッキーダービーとベルモントSに優勝したリヴァリッジらを生産所有した。また、女性として初めて米サラブレッド馬主・生産者協会の会長を務めたほか、サラブレッド引退馬基金の創設にも貢献。米ジョッキークラブへの入会を認められた初めての女性の一人でもあった。その長きにわたる競馬界への貢献がたたえられて、2005年の米年度表彰エクリプス賞で功労賞を受賞している。


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