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中央 海外遠征
日本期待のシンエンペラーは12着――凱旋門賞
2024年10月07日 11時15分
10月6日にフランスのパリロンシャン競馬場で行われた凱旋門賞(G1、芝2400メートル、16頭立て)にシンエンペラー(牡3歳、栗東・矢作厩舎、坂井瑠騎手)が出走して12着、武豊騎手が騎乗したアルリファー(牡4歳、アイルランド・J.オブライエン厩舎)は11着となった。勝ったのはブルーストッキング(牝4歳、イギリス・R.ベケット厩舎、R.ライアン騎手)。勝ち時計は2分31秒58(重)。
12着シンエンペラー
矢作師:馬の状態は良く、レース展開も悪くなく、馬場状態も想定の範囲内だったので、現状では敗因を掴み切れていないというのが正直なところです。今後しっかり分析をして、結果を残せるようにやっていきたいと思います。引き続き応援をよろしくお願いします。
坂井瑠騎手:馬の状態は良く、馬場も苦にしている感じではありませんでした。道中の雰囲気も良かったのですが、一気にペースが速くなった時についていけませんでした。レース自体は楽しかったですし、思った通りの騎乗はできたのですが、結果を出せなかったのは申し訳ない気持ちです。日本の競馬ファンの皆さんには夜遅くまで応援いただきありがとうございました。
11着アルリファー
武豊騎手:競馬は結果がすべてですから、そういう意味では厳しい結果になりました。調教師とはスタート次第という話の中で、道中リラックスして走れればと話していました。今までのレースもそうだったのですが、スタートがもう少し良ければもう少し前のポジションを取りたかったです。馬自体の状態は良かったと思いますが、最後の直線の手前あたりから反応がなくなってしまいました。凱旋門賞に騎乗することができて幸せに感じましたし、いい結果は出せませんでしたが、楽しく乗ることができました。このレースに乗れることは、やっぱりいいなとつくづく思いました。日本出発前には、頑張ってきてください、というお声をたくさんいただきましたし、今日もテレビの前で応援してくれた方がたくさんいらっしゃると思います。そういった方々のためにも、いつかは喜んでもらえるように結果を出したいと思います。まだまだ頑張るので、よろしくお願いします。