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KYダービーで外国馬招へい、日本、欧州で新たな選定シリーズ
G1ケンタッキーダービーへの外国馬招へいに動いているチャーチルダウンズ社は、日本でのポイント対象レースの増加と、欧州での新たなポイントシステムの創設を8/31に発表した。日本調教馬を対象に2016‐17年から始まったジャパン・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキー・ダービー(JAPAN ROAD TO THE KENTUCKY DERBY)には、12月に川崎競馬場で行われる全日本2歳優駿がポイント対象レースに加わり、カトレア賞、ヒヤシンスSを含めた3競走のポイント合計の最上位馬にG1ケンタッキーダービーの出走権が与えられる。
欧州では今年から仏G1ジャンリュックラガルデール賞や、英国のG1レーシングポストトロフィーなど7レースで構成されるヨーロッパ・ロード・トゥ・ザ・ケンタッキー・ダービー(EUROPE ROAD TO THE KENTUCKY DERBY)がスタート。こちらもポイント合計の最上位馬にG1ケンタッキーダービーの出走権が与えられる。G1ケンタッキーダービーは2012‐13年より北米ポイント対象レース(2017‐18年は36レース)の獲得ポイント順で出走馬(フルゲート20頭)を決めるシステムを採用しており、北米以外の地域でも独立したポイントシステムを設けて出走馬を選定することで、さらに国際的な関心を高めたいとしている。