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ロングスパートを決めてネオリアリズムが香港G1制覇

クイーンエリザベスⅡ世カップ(港G1)
4/30 シャティン 3歳以上
1着賞金1140万HKドル 総賞金2000万HKドル
芝2000m(右)good to firm(良)8頭2:04.59
勝ち馬成績
3~5歳時 16戦6勝、6歳時 2戦2勝
通算成績18戦8勝(主な勝ち鞍)クイーンエリザベスⅡ世カップ(港G1)、札幌記念(日G2)、中山記念(日G2)
・オーナー/㈲キャロットファーム
・調教師/堀宣行
・生産者/ノーザンファーム
・騎手/J.モレイラ
800m通過54秒80の極端なスローペースを6番手で追走したネオリアリズムが、残り1000m付近から一気に加速して先頭を奪うと、直線も後続の追い上げを斥けて優勝。エイシンプレストンUSA(2002、03年)、ルーラーシップ(2012年)に続く日本調教馬で3頭目(4勝目)の優勝を果たした。香港ダービー2着のパキスタンスターが、直線5番手から伸びて2着。連覇を狙ったワーザーは4番手からネオリアリズムに迫ったが3着(レース後の内視鏡検査で気管支からの出血が認められた)。G1初勝利を挙げたネオリアリズムは、初の海外遠征となった昨年12月のG1香港マイルはビューティーオンリーの9着に敗れたが、帰国後に2/26のG2中山記念に優勝。前回の遠征経験を生かして大輪の華を咲かせた。半兄のリアルインパクト(父ディープインパクト)は2011年のG1安田記念、2015年の豪G1ジョージライダーSに優勝しており、日本調教馬の兄弟による海外G1制覇は初の快挙。堀宣行調教師は、角居勝彦調教師と並んでいた海外G1最多勝記録(5勝)を更新する6度目の海外G1制覇となった。


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