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第170回グランドナショナル、スコットランド調教馬が快挙

今年で170回目を迎えた英国障害競馬の祭典グランドナショナル大障害は、スコットランド調教馬のワンフォーアーサー(5人気、単勝15倍)が、2周目の途中からポジションを上げ、最終障害手前で先頭に立って優勝した。スコットランド調教馬の優勝は、1979年のラブスティック以来、史上2頭目の快挙。管理するルシンダ・ラッセル調教師(50歳)は、女性では史上4人目の勝利調教師となった。このレース初騎乗で勝利を手にしたデレク・フォックス騎手(24歳)は、約1カ月前に落馬により手首と鎖骨を骨折し、4/5に復帰したばかり。出走した40頭中、完走は19頭だった。グランドナショナル大障害は、動物愛護団体からの抗議を受けて、2012年に安全性の向上のため障害の高さや飛越面と着地面との高低差を小さくするなど、見直しを行った結果、2013年から今年まで5年連続で予後不良になる馬が出ておらず、着実に成果を上げている。


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