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シンガポールの短距離王ロケットマンが復帰諦め引退へ

実戦復帰の道を模索していたシンガポールの短距離王ロケットマン(セン11、P.ショー厩舎)の引退が決まった。ロケットマンは3~7歳時に27戦20勝。シンガポール国内では2011年のG1クリスフライヤー国際スプリント(芝1200m)優勝を含め、20戦して3着以下なしの18勝と圧倒的な強さを見せた。国外にも打って出て、2010年11月のG2香港ジョッキークラブスプリント(芝1200m)でワンワールドと同着で優勝を分け合い、2011年3月にはUAEでG1ドバイゴールデンシャヒーン(AW1200m)を制覇。日本でも2011年10月のG1スプリンターズSに参戦してカレンチャンの4着に入るなど世界でもトップクラスのスプリンターとして活躍した。2012年4月のLG1ライオンシティC(芝1200m)で同レース史上初の4連覇を達成後に脚部不安を発症して戦線を離脱。陣営では復帰に向けての努力を続けたが、今年3月のバリアトライアル(実戦形式の調教)後に再び脚部の状態が悪化し、遂に現役引退に至った。今後はパトリック・ショー調教師の母国でもある南アフリカで余生を送るという。


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