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３歳アロゲイトが差し切り、Ｂ.バファート師は３連覇を達成
ＢＣクラシック(米Ｇ１)
１１／５ サンタアニタパーク ３歳以上
１着賞金３３０万ドル 総賞金５５２万３４５ドル
ダ１０ハロン(左)fast(良)９頭２：００.１１
勝ち馬セール履歴と成績
２０１４キーンランド９月 ５６０,０００ドル
２歳時 不出走、３歳時 ６戦５勝
通算成績６戦５勝(主な勝ち鞍)ＢＣクラシック(米Ｇ１)、トラヴァーズＳ(米Ｇ１)
・オーナー／ジャドモントファームズ
・調教師／B.バファート
・生産者／クリアスカイファームズ
・騎手／M.スミス
３番手から上がっていったアロゲイトが、逃げ切りを図るカリフォルニアクロームとの差を徐々に詰めてゴール前で逆転。今年４月のデビューからわずか６カ月半で北米ダート路線のトップの座に就いた。３月のＧ１ドバイワールドＣを含めてここまで今年６戦無敗だったカリフォルニアクロームは半馬身差の２着に惜敗。２着から１０馬身3/4離れた３着に昨年のＧ１トラヴァーズＳで三冠馬アメリカンフェイロアを下したキーンアイス。Ｇ１ジョッキークラブゴールドカップＳの勝ち馬でアロゲイトと同じボブ・バファート厩舎のホッパーチュニティが後方から追い上げて４着に入った。
勝ったアロゲイトは、昨年のＧ１ＢＣダートマイル優勝馬リアムズマップなどを送るアンブライドルズソングの産駒(産駒のＢＣ制覇は５頭目)。２歳時は脚部に不安があって競馬に使えず、３歳を迎えた今年４／１７にデビュー。初戦は３着に敗れたが、６／５の２戦目(ダ８.５ハロン)を逃げ切って初勝利を挙げ、６／２４の一般戦(ダ８.５ハロン)もハナを譲ることなく５馬身1/4差の圧勝。８／４の一般戦(ダ８.５ハロン)の優勝を挟んで臨んだ８／２７のＧ１トラヴァーズＳ(ダ１０ハロン)では、コースレコードを更新するとともに、２着に１３馬身半差をつけて圧勝。米３歳ダート路線の新星として注目を集める存在となっていた。ボブ・バファート調教師(６３歳)は一昨年のバイエルン、昨年のアメリカンフェイロアに続き、Ｇ１ＢＣクラシック３連覇を達成(ＢＣは通算１４勝目)。マイク・スミス騎手(５１歳)は２０１１年のドロッセルマイヤー以来となる４勝目。今年のＢＣで３勝を加えて、自身のＢＣ最多勝記録を２５勝に伸ばした。
