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ガリレオ&オブライエンが快挙、牝馬ファウンドがレコード勝ち

凱旋門賞(仏G1)
10/2 シャンティイ 3歳以上牡牝
1着賞金285万7000ユーロ 総賞金500万ユーロ
芝2400m(右)bon(良)16頭レコード2:23.61
①FOUND(牝4歳・58キロ・父Galileo)
2012年生 鹿毛 アイルランド産
②Highland Reel(牡4・59.5・父Galileo)
(母Hveger、母の父デインヒルUSA)
③Order of St George(牡4・59.5・父Galileo)
(母Another Storm、母の父Gone West)
④Siljan's Saga(牝6・58・父Sagamix)
(母Humoriste、母の父Saint Cyrien)
勝ち馬成績
2~3歳時 11戦4勝、4歳時 8戦2勝
通算成績19戦6勝(主な勝ち鞍)凱旋門賞(仏G1)、BCターフ(米G1)、マルセルブサック賞(仏G1)、ムーアズブリッジS(愛G3)、ロイヤルウィップS(愛G3)
・オーナー/M.テーバー他
・調教師/A.オブライエン
・生産者/ロンコン社他
・騎手/R.ムーア
馬群中団の内に待機したファウンドが、残り300m手前で先行馬の間を一気に抜け出して優勝。ベーリングが持っていたコースレコード(2:24.1)を更新した。2着に3、4番手を進んだ今年の“キングジョージ”の勝ち馬ハイランドリール。3着に大外16番枠からのスタートながら、ランフランコ・デットーリ騎手が2番手に誘導してレースを進めたオーダーオブセントジョージが入り、愛エイダン・オブライエン厩舎に所属するガリレオ産駒が3着までを独占(同一調教師、同一種牡馬の1~3着独占はいずれもG1凱旋門賞史上初の快挙)。G1英インターナショナルSまで重賞6連勝中だった英国のポストポンドは直線で伸び切れず5着。好位グループの外目を追走したマカヒキは、直線を向いて余力なく、14着に敗れた。
勝ったファウンドは、一昨年10月のG1マルセルブサック賞(芝1600m)、昨年10月の米G1BCターフ(芝12ハロン)に続く自身3つ目のG1勝ち。今年は2戦目となった5/2の愛G3ムーアズブリッジS(芝10ハロン)に優勝し、その後は5/22の愛G1タタソールズゴールドC、6/4の英G1コロネーションC、6/15の英G1プリンスオブウェールズS、8/18の英G1ヨークシャーオークス、9/10のG1愛チャンピオンSまで5戦連続して2着。牡馬混合のG1でも崩れることなく好走を続けて、ここに臨んでいた。ライアン・ムーア騎手(33歳)はワークフォースGBで優勝した2010年以来となる2度目の制覇。オブライエン調教師(46歳)も2007年のディラントーマス以来の2勝目となった。牝馬の優勝は一昨年のトレヴ以来2年ぶりで、ここ6年で5勝目となった。


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