ニュース

海外 その他

英国で6度リーディング、K.ファロン騎手がうつ病で引退

英国で6度(1997、98、99、2001、02、03年)リーディングに輝いたキアラン・ファロン騎手(51歳)が、うつ病により7/4に引退したことが明らかになった。1982年に母国の愛国で騎手生活をスタートさせたファロン騎手は徐々に頭角を現し、1988年に主戦場を英国に変更。その後はマイケル・スタウト厩舎、愛国のエイダン・オブライエン厩舎らの主戦として活躍。英愛だけで通算2738勝を挙げた。主な勝ち鞍はG1英ダービー(1999年オースIRE、2003年クリスキン、04年ノースライト)、仏G1凱旋門賞(2005年ハリケーンラン、07年ディラントーマス)。英愛のクラシックでは22勝を挙げた。騎手として一流の実績を残したファロン騎手だったが、故ヘンリー・セシル調教師の夫人との不倫騒動や禁止薬物の使用発覚による長期間の騎乗停止処分、八百長疑惑(のちに証拠不十分で無罪)などスキャンダルも多かった。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外