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エルコンドルパサーらの父、名種牡馬キングマンボが永眠

エルコンドルパサーUSAやキングカメハメハの父として、我が国の生産界にも多大な功績を残したキングマンボが、1/19に繋養先の米ケンタッキー州レーンズエンドファームで死亡した。26歳。老衰で安楽死処置が取られた。キングマンボは北米リーディングサイアーの父ミスタープロスペクターとG1BCマイル連覇などG1・10勝を挙げた名牝ミエスクとの間に1990年に誕生。仏フランソワ・ブータン厩舎に所属して2~3歳時に13戦5勝。G1プールデッセデプーラン(仏2000ギニー、芝1600m)などG1・3勝を挙げた。1994年にレーンズエンドファームで種牡馬入りすると、北米、欧州、日本でクラシックウイナーを送り、国際的な種牡馬として成功を収めた。2010年9月に首の故障で種牡馬生活から引退し、その後は功労馬として同場で余生を送っていた。
【主な産駒・海外】ディヴァインプロポーションズ(欧州最優秀2歳牝馬、同3歳牝馬、G1ディアヌ賞〈仏オークス〉などG1・5勝)、レモンドロップキッド(米最優秀古牡馬、G1ベルモントSなどG1・5勝)、ラシアンリズム(欧州最優秀3歳牝馬、G1英1000ギニーなどG1・4勝)、アルカセットUSA(G1ジャパンCなどG1・2勝)【国内】エルコンドルパサーUSA(年度代表馬、最優秀3歳牡馬、同古牡馬、G1ジャパンC、G1サンクルー大賞、NHKマイルC)、キングカメハメハ(最優秀3歳牡馬、日本ダービー、NHKマイルC)、スターキングマンUSA(東京大賞典)


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