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2015重大ニュース・名手L.デットーリが復活
ゴールデンホーンらでＧ１を８勝
２０１５年の欧州競馬はランフランコ・デットーリ騎手(４５歳)が、再び存在感を示した１年でもあった。デットーリ騎手は英国でかつて３度(１９９４、１９９５、２００４年)のリーディングを獲得。２０１２年１０月のゴドルフィンとの主戦契約終了や同年の薬物使用に対するペナルティ(６カ月間の騎乗停止処分)で窮地に立ったが、カタール王族のアルシャカブレーシングの主戦騎手に迎えられて再び成績が上昇。２０１５年は英ジョン・ゴスデン厩舎のゴールデンホーンでＧ１英ダービーや仏Ｇ１凱旋門賞など４つのＧ１を制覇。この他にもスターオブセヴィルで優勝したＧ１ディアヌ賞(仏オークス)、アンドラフティドで制した英Ｇ１ダイヤモンドジュビリーＳなどＧ１に８勝。円熟の騎乗を見せた。世界のトップ１００Ｇ１レースの成績に基づくポイント制で争うロンジンワールドベストジョッキーでは２位タイのV.エスピノーザ騎手とR.ムーア騎手に１０ポイント差をつけ、世界一の座にも就いた。
