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アメリカンフェイロアは20万ドル、欧米種牡馬の交配料まとまる

欧米で繋養される主要な種牡馬の来年の交配料が出そろった。10/31のG1BCクラシックで有終の美を飾った三冠馬アメリカンフェイロアは、20万ドル(約2400万円)。これは2006年のゴーストザッパーと並ぶ、近年の北米新種牡馬で最高額となる。2年連続の北米リーディングサイアーをほぼ確実にするタピットは、30万ドル(約3600万円)で据え置き。交配料10万ドル以上の種牡馬は、欧州最優秀2歳牡馬エアフォースブルーを送ったウォーフロント(20万ドル、約2400万円)、アメリカンフェイロアの父パイオニアオブザナイル(12万5000ドル、約1500万円)、日本から帰国したエンパイアメーカーUSA(10万ドル、約1200万円)など12頭。6頭だった今年から倍増する見通しとなっている。
欧州ではプライヴェート供用で交配料が非開示となる愛クールモアスタッド繋養のガリレオ、ファストネットロックを除けば、ダーレーの英ダルハムホールスタッド繋養のドバウィが22万5000ポンド(約4160万円)でトップ。今年は仏ダービー馬ニューベイなど11頭の産駒が世界でG1制覇を果たし(11/12現在)、今年から一気に10万ポンドのアップとなった。同じダルハムホールスタッドに加わるゴールデンホーンは新種牡馬でトップの6万ポンド(約1110万円)。昨年の欧州年度代表馬で、今年の新種牡馬でトップだったキングマン(5万5000ポンド、来年も同額)を上回る交配料で来年より供用をスタートさせる。


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