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英リーディング11回の大騎手、パット・エデリー調教師が死去

英国競馬に大きな足跡を残したパトリック・エデリー元騎手(通称パット・エデリー)が死去した。63歳。11/10に明らかになったもので、死因は不明。最近は体調不良が伝えられていた。エデリー元騎手は1967年に愛国でデビュー。同時代の名手レスター・ピゴット、ウィリー・カーソンらが活躍する中で、1974年に初めて英騎手リーディングの座に就き、1996年までに、このタイトルを11回獲得(1974~77、86、88~91、93、96年)。愛国でも1982年に騎手リーディングに輝いた。G1英ダービー3勝(1975年グランディIRE、82年ゴールデンフリース、90年クエストフォーフェイム)など英国クラシックは14勝。仏G1凱旋門賞は歴代最多タイの4勝で、大外から鮮烈な追い込みを決めた1986年のダンシングブレーヴUSAでの騎乗は今も語り草になっている。日本ではジュピターアイランドで1986年のジャパンCに優勝した。2003年の引退までに積み上げた英国での通算勝利数は、ゴードン・リチャーズ元騎手(1920~50年代に活躍、通算4870勝)に次ぐ4633勝。2005年からは調教師に転身し、ハーツオブファイアで2009年のG1伊グランクリテリウムを制していた。


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