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トレヴの3連覇達成なるか、ロンシャン改修前最後の凱旋門賞

仏ロンシャン競馬場を舞台とする第94回G1凱旋門賞が10/4に行われる。今年の注目は史上初の3連覇がかかるトレヴ。一昨年はオルフェーヴルを5馬身突き放し、昨年も3連敗から巻き返して史上6頭目の連覇を達成。今年は6馬身差で圧勝した前走のG1ヴェルメイユ賞(芝2400m)まで3戦全勝で大記録への期待が高まっている。対抗勢力の一番手は仏ダービー馬ニューベイ。5月のG1ジョッキークラブ賞(仏ダービー、芝2100m)で後方からの追い込みを決め、8月のG2ギヨームドルナーノ賞(芝2000m)とG2ニエル賞(芝2400m)では先行抜け出しと自在性を身につけ、重賞3連勝。G2ニエル賞では距離も克服した。英ジョン・ゴスデン厩舎の英ダービー馬ゴールデンホーンと愛ダービー馬ジャックホッブスは馬場状態が出走の鍵を握る。馬場が悪化するようならば、10/17のG1英チャンピオンSや10/31の米G1BCターフに回る可能性を残す。その他では8月の愛G3ロイヤルウィップS(芝10ハロン)を4馬身差で快勝後、前走のG1愛チャンピオンSで2着となった愛国の3歳牝馬ファウンド、6月の英G1プリンスオブウェールズS(芝10ハロン)に優勝した愛国のフリーイーグル、昨年のG1凱旋門賞2着馬フリントシャーなどが参戦を予定している。なお、ロンシャン競馬場は今年のG1凱旋門賞開催を最後に改修工事に入る予定。来年のG1凱旋門賞は仏シャンティイ競馬場での代替が見込まれている。


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