ニュース

海外 その他

英国のC.ブリテン調教師が引退、ジュピターアイランドでJC制覇

1986年のジャパンCをジュピターアイランドで制した英国のクライヴ・ブリテン調教師(81歳)が、今シーズン終了を最後に引退することを9/3に明らかにした。ブリテン調教師は1972年に調教師ライセンスを取得。英国、愛国の両オークスとG1英セントレジャーなどを制し、1992年の欧州年度代表馬、欧州最優秀3歳牝馬に輝いたユーザーフレンドリーや、1991年の欧州最優秀古馬に選出されたテリモンなどを管理。G1英1000ギニーを1984年にペブルスGB、1993年にサイエダティで制するなど英国クラシックで6勝を挙げた。海外遠征にも積極的に取り組み、ペブルスGBで米国のG1BCターフ(英国調教師で初のBC優勝)を制覇。ルソーで1996、97年のG2香港国際ヴァーズを連覇した。日本にはこれまで9頭(出走11回)で遠征。ジュピターアイランドでジャパンCに優勝(英国調教師で初)、サイエダティは1994年の京王杯スプリングCで3着、安田記念で7着となった。親日家としても知られ、数多くの日本人スタッフを自厩舎に受け入れて競馬界の人材育成にも貢献した。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外