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メルボルンC12勝の巨星J.カミングス調教師が死去

豪G1メルボルンCで最多の12勝を挙げ“カップスキング”の異名を取った豪州競馬の巨人ジェームズ・バーソロミュー・カミングス調教師(通称バート・カミングス)が、8/30に豪シドニー北西部にある自宅で息を引き取った。87歳。カミングス調教師は、調教師だった父の下で経験を積み、1953年にライセンスを取得。1958年のサウスオーストラリアンダービーを皮切りに、G1メルボルンC(12勝)、G1コーフィールドC(7勝)、G1コックスプレート(5勝)など、62年のキャリアでG1級競走を268勝(孫ジェームズとの厩舎共同運営時の2勝を含む)した。手掛けた豪州年度代表馬はレッツイロープ(1991/92年)やセイントリー(1996/97年)など9頭。豪州競馬の殿堂には、創設された2001年に選出され、2008年には、その中でも特に優れた業績を残した人馬を讃える「伝説の殿堂」に調教師で初めて選ばれた。また、ジャパンCには1984年のバウンティーホーク(8着)、88年のスカイチェイス(出走取消)、1991年のシャフツベリーアヴェニュー(3着)、92年レッツイロープ(7着)、96年のセイントリー(出走取消)で参戦を果たした。


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