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ヘンリー・セシル厩舎を継承、妻ジェーン・セシル調教師が引退
14戦無敗の名馬フランケルを手掛けたほか、英調教師リーディングにも10度輝いた故ヘンリー・セシル調教師の妻で、その厩舎を引き継いだジェーン・セシル調教師(58歳)が、今年11月の平地競馬シーズン終了をもって引退することを6/24に発表した。ヘンリー・セシル厩舎の代名詞だったニューマーケット調教場の一等地「ウォーレンプレイス」に売却の目途が立ったため(購買者はUAEのモハメド殿下と見られている)。ジェーン調教師はヘンリー・セシル厩舎で秘書として働き、2008年に結婚。2013年6月の夫の死去後、G1英チャンピオンSなどG1に3勝して昨年の欧州最優秀古馬に選出されたノーブルミッションなどを管理し、約2年間で60勝以上を挙げている。また、6月のロイヤルアスコット開催に遠征した藤沢和雄厩舎の馬たちの現地での引き受け厩舎ともなっていた。