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BHAがステロイド根絶へ、3/2より新ルールを施行

英国競馬統括機構(以下BHA)がアナボリック・ステロイドの使用に関する新ルールを2/24に発表。3/2より施行された。英国では2013年にゴドルフィンの専属調教師だったマームード・アル・ザルーニ調教師(調教師資格停止8年)やジェラード・バトラー調教師(同5年)が管理馬にアナボリック・ステロイド(筋肉増強剤、以下AS)を投与していたことが発覚。再発防止に向けてルールの見直しが図られていた。新ルールでは、競走馬の誕生から引退に至るまで一切のASの使用を禁じ、違反者に厳罰を課すとともに、競走馬も従来(6カ月)より厳しい14カ月間の出走停止処分となる。BHAは英国内の競走馬の所在情報を管理し、いつでも薬物検査を実施することが可能。英国と同方針を取る愛国、仏国、独国の調教馬を除く、国外調教馬が英国の競走に出走する場合も薬物検査を受けるため、レース日の10営業日前までに入国しなければならず、ロイヤルアスコット開催に遠征を予定する日本馬についても、このルールが適用される。


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