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ドバイワールドC含む16連勝、90年代米国最強馬シガーが永眠

1995年と96年に米年度代表馬と最優秀古牡馬に輝き、2002年には米競馬博物館名誉の殿堂入りを果たしたシガーが、10/7に米国ケンタッキー州で死亡した。24歳。頸部の変形性関節症の手術後に合併症を発症したため。シガーは3~6歳時に33戦19勝。1994年10月の一般戦(ダ8ハロン)から1996年7月のサイテーションチャレンジ(ダ9ハロン)まで16連勝して、サイテーションの持っていた近代北米競馬における当時の連勝記録に並んだ。その中にはG1BCクラシック(ダ10ハロン)など10のG1勝ちや第1回ドバイワールドC(ダ2000m)の勝利も含まれていた。G1は通算11勝。獲得賞金999万9815ドル(当時のレートで約11億7000万円)も当時の歴代北米記録だった。引退後は種牡馬入りしたが、生殖能力に問題があり、産駒を1頭も残せぬまま引退。1999年にケンタッキー・ホース・パークに移って余生を過ごしていた。


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