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10/5凱旋門賞は混戦模様2

3歳牡馬の筆頭は前哨戦の仏G2ニエル賞(芝2400m)を後方一気で制したエクト。前走は故障による約5カ月ぶりの休み明けに加え、距離を1600mから一気に延ばしての快勝。デビュー2戦目から休養を挟んで6連勝中と勢いがあり、まだ底を見せていない。
1977、78年のアレッジド以来の連覇がかかるトレヴは今年3戦して勝ち星なしと、不安を抱えたまま大舞台に立つ。昨年はオルフェーヴルを5馬身ちぎる圧倒的なパフォーマンスを見せたが、6月の英G1プリンスオブウェールズS(3着)で背中の筋肉を痛め、前走の仏G1ヴェルメーユ賞も伸びなく4着に敗退。ひと叩きされた上積みに望みをかける。
英国のキングストンヒルは昨年10月の英G1レーシングポストトロフィー(芝8ハロン)を無敗で制した欧州最優秀2歳牡馬。今年は6月のG1英ダービーでオーストラリアの2着に入り、前走のG1英セントレジャー(芝14ハロン132ヤード)でG1・2勝目を挙げた。堅い馬場を嫌ってG1愛ダービーと“キングジョージ”を回避しており、馬場が渋るようならば争覇圏に浮上する。
その他、仏G2フォワ賞(芝2400m)で復活を果たした昨年の英ダービー馬ルーラーオブザワールド、独G1バーデン大賞(芝2400m)で今年の独ダービー馬シーザムーンに勝利したアイヴァンホウも侮れない存在となる。


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