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仏アルカナ１歳セールが好況、シーザムーン近親に１２０万ユーロ
フランスの避暑地ドーヴィルで開催されたアルカナ社オーガストイヤリングセール（８／１６～１８）は、売却率、落札総額、平均価格、中間価格の各指数が昨年を上回って終了した。最高価格は母ザズエラの牝馬（父モンズーン）。２００７年の英ダービー馬オーソライズドを所有していたイマド･アル･サガー氏とサレハ･アル･ホマイジ氏（購買はレーシングマネージャーのトニー･ナーシズ氏）が１２０万ユーロ（約１億６２００万円）で落札した。同馬は独Ｇ１バイエルン大賞の勝ち馬ザイスモス（父ダラハニ）の半妹で、今年のＧ１独ダービーを圧勝し、Ｇ１凱旋門賞の有力候補に挙げられているシーザムーンのいとこ。なお、このセールは昨年に４日間から３日間に開催期間を短縮。セール翌日の８／１９には２歳から活躍が期待される早熟タイプの１歳馬を集めた「Ｖ２セール」が行われ、こちらも９２％という高い売却率を記録した。
