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2戦目で英ダービーを制覇、4戦無敗の名馬ラムタラが死亡

デビュー2戦目でG1英ダービーを制し、日本でも種牡馬供用されたラムタラUSAが7/6、英国のダルハムホールスタッドで病気のため死亡した。22歳。ラムタラUSAは2~3歳時に4戦4勝。2歳(1994年)8月のLRワシントンシンガーS(芝7ハロン)から約10カ月の休み明けでG1英ダービー(芝127ハロン10ヤード)を制すと、“キングジョージ”(芝12ハロン)とG1凱旋門賞(芝2400m)も無敗のまま優勝。この3つのG1を全て制したのは1971年のミルリーフ以来、2頭目のことだった(無敗は初)。欧州最優秀3歳牡馬に選ばれたラムタラUSAは1996年にダルハムホールスタッドで種牡馬入り。同年の交配終了後に日本への売却が決定すると、約44億円という大型シンジケートが組まれ、1997年からは静内町(現新ひだか町)のアロースタッドで供用。2006年にダルハムホールスタッドに戻った後は、功労馬として余生を過ごしていた。
【主な産駒・海外】シメオン(G3クラシックトライアル)、メリカー(G1愛オークス2着)【国内】メイショウラムセス(G3富士S)、マルカセンリョウ(名古屋大賞典、かきつばた記念)、マサノミネルバ(エーデルワイス賞)


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