ニュース

海外 その他

カリフォルニアクロームが戴冠、カリフォルニア州産馬が頂点に

ケンタッキーダービー(米G1)
5/3 チャーチルダウンズ 3歳
ダ10ハロン(左)fast(速)19頭2:03.66
勝ち馬成績
2歳時 7戦3勝、3歳時 4戦4勝
通算成績11戦7勝(主な勝ち鞍)ケンタッキーダービー(米G1)、サンタアニタダービー(米G1)、サンフェリペS(米G2)
・オーナー/S.コバーン&P.マーティン
・調教師/A.シャーマン
・生産者/S.コバーン&P.マーティン
・騎手/V.エスピノーザ
3番手で流れに乗ったカリフォルニアクローム(1人気、単勝3.5倍)が最終コーナー手前で先頭に立つと、そのまま押し切って優勝。1962年のディサイディドリー以来、52年ぶり史上4頭目となるカリフォルニア州産馬による優勝を果たして、北米3歳馬の頂点に立った。2着に最終コーナー手前で後方から上がっていったコマンディングカーヴ。3着に中団からじわじわと伸びたG1アーカンソーダービーの勝ち馬ダンサが入った。
勝ったカリフォルニアクロームは、芝5ハロンのスマイルSを勝ち、G2サンタカタリナS(ダ8.5ハロン)で2着したラッキープルピット(今季の交配料2500ドルは見直され、現在はプライヴェート)の産駒。昨年12月のキンググローリアスS(AW7ハロン)から前走のG1サンタアニタダービー(ダ9ハロン)まで、いずれも2着に5馬身以上の差をつける危なげない内容で4連勝して、今回の大一番に臨んでいた。陣営は5/17のG1プリークネスS(ピムリコ、ダ9.5ハロン)から6/7のG1ベルモントS(ベルモント、ダ12ハロン)へ連なる三冠挑戦を明らかにしている。騎乗したヴィクター・エスピノーザ騎手(41歳)は2002年のウォーエンブレムUSA以来となる2勝目。1955年の優勝馬スワップスの調教ライダーを務めたアート・シャーマン調教師(77歳)は、調教師として初挑戦初制覇。故チャールズ・ウィッティンガム調教師(1989年当時76歳)がサンデーサイレンスUSAで樹立した優勝調教師の最高齢記録を塗り替えた。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外