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ビューティパーラー英国移籍、フランケルのH.セシル厩舎へ

今春のG1プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー)を制し、父ディープインパクトの名を一気に高めたビューティパーラー(牝3、仏E.ルルーシュ厩舎)などヴィルデンシュタイン家所有の14頭が英国に移籍することになった。14頭は2つの厩舎に分散して預けられ、ビューティパーラーとアンドロメダギャラクシー(牝4)が11戦無敗のフランケルを擁するヘンリー・セシル厩舎に転厩し、デビュー前の2歳馬12頭はルカ・クマーニ厩舎に入る。英リーディング10回を誇るセシル師は1980年代前半までは故ダニエル・ヴィルデンシュタイン氏と蜜月関係を築いていたが、厩舎の主戦だったレスター・ピゴット元騎手の騎乗について意見が対立。全預託馬が引き上げられ、ヴィルデンシュタイン氏の死後も疎遠のままになっていた。今回の関係修復はヴィルデンシュタイン家の国際的な視野に立った判断によるものと見られている。ビューティパーラーは今後、10/7の仏G1オペラ賞(ロンシャン、芝2000m)や10/20のG1クイーンエリザベス2世S(アスコット、芝8ハロン)を目標に調整される見通し。


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