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34年ぶりの三冠ならず、アイルハヴアナザーが電撃引退

アファームド以来34年ぶりの米三冠達成に王手をかけていたアイルハヴアナザー(牡3、D.オニール厩舎)の引退が、三冠のかかるG1ベルモントSの前日(6/8)に陣営から発表された。左前肢に浅屈腱炎を発症したもので、復帰可能な怪我ではあったが、馬主、調教師が話し合った結果、これ以上現役を続けることは馬のためにはならないとして引退が決まった。来春の種牡馬入りが予定されているが、繋養先は未定。アイルハヴアナザーは通算7戦5勝。2歳時は3戦して1勝に終わったが、3歳2月のG2ロバートB.ルイスS(ダ8.5ハロン)で重賞初制覇を果たすと、続く4月のG1サンタアニタダービー(ダ9ハロン)も連勝。G1ケンタッキーダービー(ダ10ハロン)とG1プリークネスS(ダ9.5ハロン)ではいずれも逃げ込みを図るボードマイスターを直線で交わして優勝。2008年のビッグブラウン以来となる米2冠を達成していた。


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