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米競馬博物館名誉の殿堂、過去の名馬・功労馬を発表

米競馬博物館名誉の殿堂「過去の名馬・功労者」部門の顕彰馬と顕彰者が5/31に発表された。これは引退から25年以上が経過した人馬が対象。有識者10名以上で構成される評価委員会の協議と推薦で決められる。今回は19世紀に活躍したプラネットとアンソニー・ハミルトン騎手が選出された。なお、「近年の名馬・功労者」は4/23に発表され、ゴーストザッパー、ジョン・ヴェラスケス騎手、ロジャー・アトフィールド師、ロバート・ウィーラー師が選出されている。
★プラネット Planet
牡 1855年生 栗毛 米国ヴァージニア産
米で3~6歳時31戦27勝、2着4回。南北戦争(1861~65年)以前に競馬が盛んだった南部のアラバマ州、ジョージア州、ルイジアナ州などで活躍。卓越した成績と美しい栗毛の容姿から「ザ・グレート・レッド・フォックス」の異名を持つ。南北戦争以前の競走馬としてレキシントンに次ぐ高い評価を受ける。
★アンソニー・ハミルトン騎手
1866年サウスカロライナ州生まれ。1890年に当時の米国最高賞金競走だった米フューチュリティSをポトマックで優勝。黒人騎手として唯一、ニューヨークの3大主要ハンデ競走(メトロポリタンH、ブルックリンH、サバーバンH)を制した実績も持つ。晩年は欧州に渡り、オーストリア、ハンガリー、ポーランドなどで活躍した。


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