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G1コックスプレートを連覇、豪州年度代表馬ノーザリーが死亡

G1コックスプレート連覇など豪州で9つのG1を制したセン馬ノーザリーが5/9、生まれ故郷の西オーストラリア州オークランドパークスタッドで死亡した。疝痛に伴う合併症によるもので、15歳だった。ノーザリーは誕生時には呼吸がなく、生産者の心臓マッサージによってその命が助かったというエピソードの持ち主。西オーストラリアに厩舎を構えるフレッド・カースリー厩舎に所属して、5歳春の豪中距離王決定戦G1コックスプレート(芝2040m)ではニュージーランドの名牝サンラインの3連覇を阻止して優勝。翌2002/03年シーズンにはG1コーフィールドC(芝2400m)、G1コックスプレートを含むG1・4勝を挙げて豪州年度代表馬に輝いた。2004年10月に8歳で引退するまで通算37戦19勝。収得賞金はオセアニア歴代3位の934万1850豪ドル(約7億4730万円)。2010年には豪州競馬の殿堂入りを果たした。


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