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５／５にケンタッキーダービー、前走圧勝ボードマイスターが中心
第１３８回Ｇ１ケンタッキーダービーが５／５、米チャーチルダウンズ競馬場のダート１０ハロンを舞台に開催される。１番人気が予想されるボードマイスターはＪＢＢＡ静内種馬場で供用されるエンパイアメーカーUSAの産駒。今年１月にデビューし、２度目の重賞挑戦となった前走Ｇ１アーカンソーダービーを９馬身半差で圧勝して最有力馬に急浮上した。ただし、２歳戦不出走馬による優勝は１８８２年のアポロが最後。１００年以上も続くジンクスが立ちはだかる。
２番手評価を受けるのはユニオンラグズ。昨年のＧ１ＢＣジュヴェナイルではハンセンの逃げ切りを許したが、直線でヨレるなど若さを見せての敗戦。敗れたとはいえ、今後に期待を抱かせる内容だった。今年は初戦のＧ２ファウンテンオブユースＳを快勝。Ｇ１フロリダダービーは前残りの流れになり３着に敗れたが、最後の追い上げは目立った。
その他では前々走のＧ２サンフェリペＳでボードマイスターを下したクリエーティヴコーズ、Ｇ１ウッドメモリアルＳを含む５戦５勝のジェモロジストなどが上位人気。昨年の米最優秀２歳牡馬ハンセンは今年３戦して１勝、２着２回と少し物足りない成績。スピードタイプだけに１０ハロンの距離克服も課題となりそうだ。
