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昨年3着のモンテロッソが完勝、3頭参戦の日本勢は振るわず

ドバイワールドカップ(首G1)
3/31 メイダン
北半球産4歳以上・南半球産3歳以上
オールウェザー(TP)2000m(左)standard(良)13頭2:02.67
勝ち馬成績
2~4歳時 13戦6勝、5歳時 2戦1勝
通算成績15戦7勝(主な勝ち鞍)ドバイワールドカップ(首G1)、キングエドワードⅦ世S(英G2)、ドバイシティオブゴールド(首G2)
・オーナー/ゴドルフィン
・調教師/マームード・アル・ザルーニ
・生産者/ダーレー
・騎手/M.バルザロナ
4番手でレースを進めたモンテロッソが残り300mで先頭を奪うと更に加速し、最後は後続を突き放して完勝。G1マクトゥームチャレンジラウンド3の覇者カッポーニが早目先頭から2着に粘って、マームード・アル・ザルーニ調教師が管理する地元ゴドルフィン勢がワンツーフィニッシュを決めた。20歳の鞍上ミカエル・バルザロナも初勝利となった。外国勢の最先着は昨年の仏G1ガネー賞の勝ち馬で、フランスからイギリスに移籍したばかりのプラントゥール。スタートで不利を受けて後方に下がったが、直線で追い上げた。豪G1コックスプレート連覇やG1愛チャンピオンSなど芝でG1・8勝の愛調教馬ソーユーシンクは先行策から伸び切れずに4着。後方からじりじり差を詰めたエイシンフラッシュが日本馬最先着となる6着。スマートファルコンはスタート後2完歩目で躓き、最後方からの競馬となって10着。トランセンドは昨年同様に先頭に立ったが、3コーナー過ぎから後退して最下位13着に敗れた。
勝ったモンテロッソは英マーク・ジョンストン厩舎から2009年(2歳)11月にデビュー。3歳6月の英G2キングエドワード7世S(芝12ハロン)で重賞初制覇を果たすと、続くG1愛ダービーではケープブランコの4着に入った。その後マームード・アル・ザルーニ厩舎に転厩となり、昨年3月のG2ドバイシティオブゴールド(芝2485m)で2つ目の重賞タイトルを獲得。その勢いに乗って挑んだ昨年のG1ドバイワールドCでは3着に好走した。その後は疝痛を起こしたことで出走態勢が整わずにいたが、今年3/10の前走G1マクトゥームチャレンジラウンド3で約11カ月ぶりに復帰して4着になっていた。上位2頭は5/20のG1シンガポール航空国際C(クランジ、芝2000m)に向かう。


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