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日本馬連覇へ、今年もチャンス十分

【ドバイワールドカップ】
日本からはトランセンド、スマートファルコン、エイシンフラッシュの3頭が参戦。昨年のヴィクトワールピサに続く日本勢による連覇の期待がかかる。
トランセンドは昨年が半馬身差の2着。勝ち馬に前に出られてからもよく粘って、モンテロッソ、ケープブランコら強豪の追撃を凌いだ。前走のG1フェブラリーSは7着に敗れたが、マイルは少し忙しかった印象。距離延長の今回は巻き返しが期待できる。
スマートファルコンは一昨年のJBCクラシックから国内重賞9連勝中。そのいずれもがハナを切ってのもので、少々のハイペースでも最後まで我慢が利く。初のオールウェザーという不安材料はあるが、今回も自分の形に持ち込めれば優勝争いに加わる。
エイシンフラッシュは一昨年の日本ダービー馬。そのダービーではヴィクトワールピサ(3着)を斥けた。その後は勝ち星から遠のいているが、前走のG1有馬記念ではオルフェーヴルから3/4馬身差の2着。高い能力を示した。瞬発力はここでも上位。
他国勢では愛国のソーユーシンクが強敵。G1・8勝の実績はメンバー随一。レーティング126も2位以下を4ポイントも引き離している。オールウェザーは未経験だが、G1コックスプレート連覇やG1愛チャンピオンSを見ると左回りの中距離戦は最適の舞台だ。
米国のゲームオンデュードは昨年、G1を2勝。G1BCクラシックでも逃げて2着に粘った。今季初戦となった2月の前走G2サンアントニオSも5馬身1/4差の完勝。今季も好調を維持している。
同じく米国のロイヤルデルタは昨年の米最優秀3歳牝馬。今季初戦のG3サビンS(ダ8.5ハロン)は8馬身離された2着に終わったが、これは距離不足。ひと叩きされた効果と距離延長で前進が見込まれる。
そのほかではG1マクトゥームチャレンジラウンド3を制した地元のカッポーニ、昨年のG1ガネー賞勝ちが光るフランスのプラントゥール、シリュスデゼーグルFRを前走で下したドイツのザズーも侮れない。


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