ニュース

海外 その他

セントジェームズパレスS展望・フランケルに挑むグランプリボス

6/14に英アスコット競馬場でG1セントジェームズパレスSが行われる。G1セントジェームズパレスSは欧州の3歳トップマイラーが各国の2000ギニーの後に目標とする大レース。過去10年の優勝馬には2002年のロックオブジブラルタルIRE、2005年のシャマーダル、そして昨年のキャンフォードクリフスなど錚々たる顔ぶれが名を連ねている。日本からはG1NHKマイルCを快勝したグランプリボス(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)が参戦。英国のG1タイトルを狙う。
グランプリボスの前に立ちはだかるフランケルは、単勝1倍台の大本命に推されている。同馬は前走のG1英2000ギニーまで6戦無敗。そのG1英2000ギニーはスタート直後からスピードの違いで先頭に立つと、後続をグングン引き離して最後は6馬身差の楽勝。絶対能力の違いを見せつけた。昨年9月にはG1セントジェームズパレスSと同距離、同コースのG2ロイヤルロッジSを10馬身差で圧勝しており、コース適性にも不安がない。
エクセレブレーションにも注目。今季初戦となった4月のG3グリーナムSではフランケルから4馬身離された2着に敗れたが、続く5月のG2メールミュルヘンスレネン(独2000ギニー)を7馬身差で完勝。勢いに乗って再度フランケルに挑む。
フランケルと初対戦となるのがウートンバセット。2歳時は仏G1ジャンリュックラガルデール賞など5戦全勝。故障で調整が遅れたこともあり、今季初戦となったG1プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)では5着に終わったが、2歳時に見せたスピードが甦れば上位争いに加わってくる。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外