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英女王悲願の初制覇なるか、６／４に第２３２回英ダービー
Ｇ１英ダービー（エプソム、芝１２ハロン１０ヤード）が６／４に迫った。今年最大の注目点はエリザベス女王陛下の英ダービー初制覇がなるかどうか。Ｇ２ダンテＳを差し切った愛馬カールトンハウス（牡３、父ストリートクライ、英M.スタウト厩舎）に期待が寄せられている（前売りオッズは２.２５～２.５倍で１番人気）。スタウト師は過去５度の優勝を誇る伯楽で、R.ムーア騎手は同師の管理馬ワークフォースで昨年のＧ１英ダービーを制覇。陣営の豊富な経験もカールトンハウスを後押しする。
毎年のように有力馬を送り込むクールモアグループの所有馬は今年も強力。筆頭格は仏Ｇ２グレフュール賞を制したプールモワ（牡３、父モンジューIRE、仏A.ファーブル厩舎）だが、Ｇ２愛ダービートライアルＳで馬群を割って抜け出したリサイタル（牡３、父モンジューIRE、愛A.オブライエン厩舎）やＧ２ダンテＳでカールトンハウスに食い下がったセヴィル（牡３、父ガリレオ、愛A.オブライエン厩舎）も十分に争覇圏内にいる。
