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米競馬博物館名誉の殿堂、牝馬３頭と現役調教師が選出
米国競馬に貢献した人馬を讃える米競馬博物館名誉の殿堂の顕彰馬･顕彰者が５／１３に発表された。今年はオープンマインドUSA、セーフリーケプト、スカイビューティの牝馬３頭とジェリー･ホレンドーファー調教師が選出された。
【２０１１年顕彰馬･顕彰者】
〈近年の名馬･功労者〉
★オープンマインドUSA
牝 １９８６年生 栗毛 米国ニュージャージー産
米で２～４歳時１９戦１２勝。１９８８年のＧ１ＢＣジュヴェナイルフィリーズを制して、その年の米最優秀２歳牝馬に選出。３歳時にはＧ１ケンタッキーオークス制覇に加え、ニューヨーク牝馬三冠（Ｇ１エイコーンＳ、Ｇ１マザーグースＳ、Ｇ１ＣＣＡオークス）を達成して米最優秀３歳牝馬も受賞した。
★セーフリーケプト
牝 １９８６年生 鹿毛 米国メリーランド産
米で２～５歳時３１戦２４勝。オープンマインドUSAと同じ１９８６年生まれで、こちらはスプリント路線で活躍。３歳時（１９８９年）にはＧ１テストＳを含む８連勝を記録。シーズン最後のＧ１ＢＣスプリントでは２着に終わったが、年間を通じての活躍が評価されて米最優秀スプリンターに選出された。
★スカイビューティ
牝 １９９０年生 鹿毛 米国ケンタッキー産
米で２～５歳時２１戦１５勝。３歳時（１９９３年）にオープンマインドUSA以来となるニューヨーク牝馬三冠を達成。４歳時は１０馬身半差圧勝のＧ１ゴーフォーワンドＳ、９馬身半差のＧ１シュヴィーＨなど４つのＧ１を制して米最優秀古牝馬に選ばれた。
★ジェリー･ホレンドーファー調教師
６４歳。１９８６年から２００８年までベイメドウズ競馬場で３７開催連続、ゴールデンゲートフィールズ競馬場で３２開催連続となる首位調教師に輝くなど北カリフォルニアを中心に活躍。５／１８現在の通算勝利数５９４１勝は北米歴代４位。主な管理馬に昨年の米最優秀３歳牝馬ブラインドラック、ライトライト（Ｇ１ケンタッキーオークス）、パイクプレースダンサー（Ｇ１ケンタッキーオークス）。
※予め選出されたファイナリスト１０候補を対象に各４票の投票権を持つ選考委員（今年は１８３人）が投票を行い、その上位４位までが顕彰される。なお、第一線から退いて２５年以上経た人馬を対象とする「過去の名馬･功労者」からの顕彰については、６月に発表される。
