ニュース

海外 その他

サンタアニタパーク競馬場、オールウェザーからダートに回帰

米カリフォルニア州のサンタアニタパーク競馬場がメイン走路をオールウェザー(以下AW)からダートへ戻した。2008、09年のブリーダーズカップの舞台となるなど、全米においてAWをメイン走路とする競馬場の代表格だったが、カリフォルニアの競馬がまた様変わりすることになりそうだ。ダートでの開催は12/26から開催される予定。サンタアニタパーク競馬場は2007年9月、カリフォルニア州の競馬を統括するCHRBによってAW化を義務づけられ、AWに換装した。しかし、すぐに水はけの悪さが表面化。当初導入されたクッショントラックを諦めてプロライドという素材に入れ替えるなどしたが、根本的な解決には至らず、これまで計16日間も開催が中止となった。これに業を煮やした競馬場側はCHRBに対してダートへの回帰を求め、CHRBもこれを承認していた。なお、北米では現在、ハリウッドパークなど8つの競馬場がAWを導入しているが、今後のAW化を表明している競馬場はない。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外