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日本でも一流馬を送るキングマンボが種牡馬引退

米国の人気種牡馬キングマンボ(20歳)が9月に種牡馬を引退した。受胎率に問題は見られないものの、首の痛みにより交配が困難になっていた。今年誕生した産駒が最後の世代になる。キングマンボは父がミスタープロスペクター、母がG1・10勝の名牝ミエスクという血統。G1プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)を含むG1・3勝(通算13戦5勝)を挙げた。米レーンズエンドファームで種牡馬入りすると、産駒から多くの一流馬が輩出。日本ではエルコンドルパサーUSAやキングカメハメハらが活躍し、父の名を高めた。また、近年では孫の世代からもG1英ダービー、G1凱旋門賞を制したワークフォースや日本ダービー馬エイシンフラッシュなど活躍馬が現れ、その父系は広がりを見せている。
【主な産駒・海外】ディヴァインプロポーションズ(欧州最優秀2歳・3歳牝馬、G1ディアヌ賞=仏オークスなどG1・5勝)、レモンドロップキッド(米最優秀古牡馬、G1ベルモントSなどG1・5勝)、キングズベスト(G1英2000ギニー。英ダービー馬ワークフォース、日本ダービー馬エイシンフラッシュの父)【日本】エルコンドルパサーUSA(年度代表馬、最優秀3歳・古牡馬、G1ジャパンCなどG1・3勝)、キングカメハメハ(最優秀3歳牡馬、日本ダービー、NHKマイルC)


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