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惜しくも無敗の20連勝ならず、米国の女王ゼニヤッタが引退

2007年11月のデビューから豪快な追い込みで連勝街道を突っ走り、米国の競馬人気を支えたゼニヤッタ(牝6、米J.シレフス厩舎)が通算20戦19勝の成績を残して引退。ケンタッキー州レーンズエンドファームで繁殖入りした。ゼニヤッタは10/2のG1レディーズシークレットSを制して19連勝を達成。続く11/6のG1BCクラシックでは近代北米競馬の連勝記録である20連勝がかかっていたが、ブレームをアタマ差捉え切れず2着に終わった。しかし、デビュー以来無敗での19連勝は名牝パーソナルエンスンの13連勝を上回る偉大な記録(※)。G1は北米牝馬最多タイ記録の13勝を挙げ、2009年のG1BCクラシックでは史上初の牝馬による優勝を果たした。また、総収得賞金の730万4580ドル(約6億1300万円)は北米牝馬のレコード。
(※)ペッパーズプライドも北米でのデビュー19連勝記録を持っているが、出走レースは全て米ニューメキシコ州の牝馬限定戦。


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