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レーチェルアレクサンドラ引退、昨年の輝きはついに戻らず

昨年の米年度代表馬レーチェルアレクサンドラ(牝4、S.アスムッセン厩舎)の引退、繁殖入りが9/28、メインオーナーのジェス・ジャクソン氏から発表された。昨年のトップフォームをもう取り戻すことはないと判断されたため。来春の交配相手には、2007・08年米年度代表馬カーリン(ジャクソン氏所有馬)が予定されている。レーチェルアレクサンドラは米で2~4歳時19戦13勝。同期のケンタッキーダービー馬マインザットバードの末脚を封じたG1プリークネスS(写真)を含め、G1・5勝を挙げた。昨年は8戦全勝で、20馬身4分の1差の大楽勝劇を演じたG1ケンタッキーオークスを皮切りに、古牡馬マッチョアゲインの追撃を凌ぎ切ったG1ウッドワードSまでG1を5連勝。無敗でG1BCクラシックを制したゼニヤッタを抑えて米年度代表馬に選出された。しかし、今年初戦のニューオーリンズレディーズSで2着に敗退すると、ゼニヤッタとの対決が期待された4/9のG1アップルブロッサム招待Sを回避。その後はG2フルールドリスHとモンマスパークレディーズシークレットSを連勝したものの、久々のG1制覇が期待された8/29のG1パーソナルエンスンSでは、伏兵パーシステントリーの決め手に屈して落胆の2着。これが結果的に引退レースとなった。


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