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キーンランド1歳セール開幕、夜間開催で活況取り戻す

世界最大規模の1歳馬セールであるキーンランド協会セプテンバーイヤリングセール(9/12~17、19~26)が、米ケンタッキー州キーンランドで開幕した。今年は上級馬が揃う2日目までのセリを夜間(午後7時開始)に実施。上場頭数も昨年の359頭から185頭に絞り、長時間のセリでも購買者を飽きさせない工夫を凝らした。これらの狙いが功を奏したのか、セリの売上げを示す各指数は昨年から好転。売却率は6.8ポイント増の68.6%、平均価格の34万8858ドル(約2900万円)、中間価格の28万5000ドル(約2400万円)はいずれも前年から30%以上の上昇となり、落札総額も上場頭数が半減したにもかかわらず、4430万5000ドル(約37億6600万円、昨年比では24.6%減)となった。2日目までの最高価格馬は初日に登場したバランスの牡馬(父エーピーインディ)。母がG1・3勝馬、おばに18連勝中の女王ゼニヤッタを持つ血統背景が価格をつり上げ、同セールでは2007年以降で最も高い420万ドル(約3億5300万円)でベジルステーブルズのベンジャミン・レオン氏に落札された。


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