ニュース

海外 その他

ハービンジャーが歴史的圧勝―キングジョージ

キングジョージ6世&クイーンエリザベスS(英G1)
7/24 アスコット 3歳以上
芝12ハロン(右)good(稍良)6頭 レコード2:26.78
英ダービー馬ワークフォースと愛ダービー馬ケープブランコの3歳2頭を前に見て、4番手でレースを進めたハービンジャーの末脚が直線で爆発。見る間に後続を引き離すと、レース史上最大となる11馬身差をつけて優勝。これまでのコースレコードも0.46秒塗り替えた。じわじわと伸びたケープブランコが2着。3着に最後方待機から直線勝負に出たユームザイン。勝ち馬と同じマイケル・スタウト厩舎のワークフォースは序盤に行きたがったことが響いたか、勝ち馬から約17馬身差の5着。先着したのは自身のペースメーカーのみという予想外の大敗を喫した。勝ったハービンジャーは昨年7月、デビュー3戦目のG3ゴードンSで重賞初制覇。秋の飛躍が期待されたが、その後はG2グレートヴォルティジュールS7着、G3セントサイモンS3着と連敗し3歳シーズンを終えた。しかし、今年になって本格化。今季初戦となった4/17のG3ジョンポーターSを難なく制すると、続く5/7のG3オーモンドS、そして6/19の前走G2ハードウィックSと重賞3連勝でここに臨んでいた。英国タイムフォーム誌は今回のパフォーマンスに歴史的名馬リボーらと並ぶ142のレーティング(歴代4位タイ)を与えて絶賛。また、ワールドサラブレッドランキングでもトップとなるレーティング135を獲得し、昨年のシーザスターズ(136)に迫る高い評価を受けている。
【G1凱旋門賞前売りオッズ】2倍:ハービンジャー、6倍:フェームアンドグローリー、9倍:ベーカバド、11倍:サラフィナ、11倍:セイントニコラスアベイ、11倍:ロペデヴェガ、13倍:ワークフォース、15倍:サリスカ、15倍:バイワード、15倍:プラントゥール、17倍:ケープブランコ
※英ブックメーカー・ウィリアムヒル社、7/28現在


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外