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仏3歳王者にロペデヴェガ、シャマーダルとの父仔2冠を達成

ジョッキークラブ賞〈仏ダービー〉(仏G1)
6/6 シャンティイ 3歳牡牝
出走希望馬が多く、主催者は通常20頭のフルゲート枠を急きょ撤廃。22頭の多頭数で争われた今年のフランス版ダービー・G1ジョッキークラブ賞は、外枠20番からダッシュよく飛び出したロペデヴェガが、2番手追走から直線入り口で先頭に立つと、後続に3馬身差をつけて優勝。前走のG1プールデッセデプーラン(仏2000ギニー)に続く仏2冠を達成した。仏2冠は仏ダービーが2400mから2100mに変更された2005年にロペデヴェガの父シャマーダルも制しており、父仔2代での快挙達成となった。ロペデヴェガの直後でレースを進めたG2ノアイユ賞勝ち馬プラントゥールが2着。この前日に行われたG1英ダービーを制したワークフォースを5月のG2ダンテSで下していたA.オブライエン厩舎のケープブランコは中団から伸びを欠いて10着。1番人気に応えられず、自身のデビューからの連勝も4で止まった。勝ったロペデヴェガは昨年8月のデビューから2連勝。続く10月のG1ジャンリュックラガルデール賞では1番人気に推されたものの、最後の伸びを欠いて4着に敗退。今季は4/25のG3フォンテンブロー賞で始動して3着に終わったものの、続く5/16のG1プールデッセデプーランでは後方待機から抜群の決め手を見せて優勝していた。陣営は同馬の進路をマイル路線に定めており、次の目標には8/15のG1ジャックルマロワ賞(ドーヴィル、芝1600m)が挙げられている。


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