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Ｓデューティ繰り上がりＶ／英1000ギニー
〇英1000ギニー（英Ｇ１）
５／２ ニューマーケット ３歳牝
総賞金40万ポンド １着賞金22万7080ポンド
芝８ハロン（直線） Good To Soft（稍重） 17頭 １分39秒66
１．スペシャルデューティ
牝３ 栗毛 126ポンド 英国産
父ヘネシーUSA
母クエストトゥピーク
母の父ディスタントヴュー
※２．ジャクリンクエスト
（牝３ 126ポンド 父ロックオブジブラルタルIRE）
３．ギルナグレイン
（牝３ 126ポンド 父ガリレオ）
※１位入線のジャクリンクエストは２着に降着
着差：（ハナ）、アタマ、1/2
・馬主／K.アブドゥラ殿下
・調教／C.ヘッド=マアレク
・生産／ジャドモントファームズ
・騎手／S.パスキエ
スタンド側ラチ沿いと、馬場中央やや内ラチ寄りに２つの馬群が形成される展開。前者の集団から抜け出した人気薄のジャクリンクエストが、１番人気のスペシャルデューティとの激しい叩き合いを制して真っ先にゴールへ飛び込んだ。しかし、右に大きく寄れたことが走行妨害と判定されて２着へ降着。２位入線のスペシャルデューティが繰り上がり、前日のＧ１英2000ギニーに続いて２日連続でフランス調教馬が“ギニー”を制することになった。英国のクラシックレースで１位入線馬が降着･失格となるのは1989年Ｇ１英オークスのアリーサ(繰り上がり優勝はスノーブライド)以来、21年ぶりのことだった。
勝ったスペシャルデューティは、米Ｇ１ベルデームＳ連覇などＧ１･７勝を挙げたサイトシークの姪。昨年はＧ１チーヴァリーパークＳやＧ２ロベールパパン賞を制し、欧州最優秀２歳牝馬に選出された。今季初戦となった４／８のＧ３アンプルダンス賞は、良化途上だったこともあって３着だった。次走は５／16のＧ１プールデッセデプーリッシュ(仏1000ギニー、ロンシャン、芝1600ｍ)、または６／18のＧ１コロネーションＳ(アスコット、芝８Ｆ)になる模様。
