ニュース

海外 その他

仏調教馬マクフィが無敗で戴冠―英2000ギニー

英2000ギニー(英G1)
5/1 ニューマーケット 3歳牡牝
芝8ハロン(直線)goodtofirm(良)19頭1:36.35
横に大きく広がった馬群の真ん中から抜け出したマクフィ(9番人気、単勝34倍)が1995年のペニカンプ以来15年ぶりとなるフランス調教馬による優勝を果たした。残り3ハロンで先頭に立ったG3グリーナムSの勝ち馬ディックターピンが粘って2着。昨年10/24のG1レーシングポストトロフィーを楽勝し、欧州最優秀2歳牡馬に選出されたセイントニコラスアベイは、ここがそれ以来のレースだったためか、伸びを欠いて1番人気(単勝2倍)を裏切る6着に敗退。4戦目で初黒星を喫した。勝ったマクフィは、わずか1世代を残して早世した“ゴドルフィン最強馬”ドバイミレニアムの孫。当初は生産したハムダン・ビン・ラシッド殿下(シャドウェルエステート代表)の所有で英マーカス・トレゴーニング厩舎に入厩したが、未出走のまま10月に英タタソールズ社のトレーニングセールに上場。2万6000ギニー(約400万円)で現オーナーの手に渡り、仏ミケル・デルザングル厩舎へ転厩した。その後、11/27のデビュー戦と4/8のG3ジェベル賞を連勝して、ここに臨んでいた。次走は6/15のG1セントジェームズパレスS(アスコット、芝8ハロン)を予定。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外