ニュース

海外 その他

ダンシングブレーヴの主戦、グレヴィル・スターキー元騎手死去

英国のグレヴィル・スターキー元騎手が4/14、ニューマーケット郊外の自宅で死去した。ガンによるもので、70歳だった。スターキー氏は1980年代欧州最強馬と称されるダンシングブレーヴUSAの主戦を務めたことで知られる。1986年のG1英ダービーでは距離を考慮して後方に控え、瞬発力を生かして一気に追い込ませる策を取ったものの、結果は届かず2着。消極的な騎乗と非難を浴びたこともあったが、1955年のデビューから1989年の引退まで、英平地競走1989勝(他に障害3勝)、1975年のG1凱旋門賞で単勝120倍のスターアピールを勝利に導き、1978年に牡馬のシャーリーハイツと牝馬のフェアサリニアで英・愛のダービー・オークス完全制覇を達成と、数々の輝かしい実績を残した名手だった。また、1986年のジャパンCにはアレミロードUSAで参戦して2着。ジュピターアイランドGBの鞍上パット・エデリー騎手と壮烈な叩き合いを演じ、日本の競馬ファンも魅了した。


ニュース一覧

  • 全て
  • 中央
  • 地方
  • 海外