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ヴィジオンデタG1・4勝目/香港カップ

○香港カップ(港G1)
12/13 シャティン 3歳以上
総賞金2000万HKドル 1着賞金1140万HKドル
芝2000m(右) Good(稍良) 10頭 2分01秒86
1.ヴィジオンデタ
牡4 鹿毛 126ポンド フランス産
父チチカステナンゴFR
母ウベラバ
母の父ガルドロワイヤル
2.コレクション
(セン4 126ポンド 父パントレセレブルUSA)
3.プレスヴィス
(セン5 126ポンド 父サキー)
着差:3/4、2-1/2、1/2
・馬主/J.デトル&E.リボー夫人
・調教/E.リボー
・生産/G.ジレ
・騎手/O.ペリエ
仏調教馬ヴィジオンデタが道中、6番手追走から直線で出色の末脚を披露。得意の中距離戦で4つ目のG1勝ちを飾った。単勝1.9倍の1番人気に推された昨季の香港ダービー馬コレクションは直線で馬群を縫って追い上げたが2着まで。3着にG1クイーンエリザベスⅡ世C優勝馬のプレスヴィスが入った。
田中博康騎手騎乗のクィーンスプマンテ(7人気、単35倍)は果敢に逃げてレースを先導。最終コーナー過ぎまで先頭で粘ったが、後続に捕まり10着に終わった。なお、同馬はこれで現役を引退し、今後は社台ファームで繁殖牝馬として繋養される予定。
勝ったヴィジオンデタは安平町・社台スタリオンステーションに繋養されているチチカステナンゴFRの産駒。通算成績は13戦9勝で、G1・4勝目となった。昨年は2100mの仏G1ジョッキークラブ賞(仏ダービー)を制し、今年も2100mの仏G1ガネー賞、そして10ハロンの英G1プリンスオブウェールズS優勝など中距離では欧州トップクラスの実力を示していたが、前走2400mの仏G1凱旋門賞はシーザスターズの10着に敗退。中距離で捲土重来を期した今回もレース前日になって右後肢の腫れが見つかり出走が危ぶまれる事態に。しかし、当日の獣医師検査の結果、問題は見つからず無事、出走にこぎ着けていた。陣営は来年3/27にメイダン競馬場で行われるG1ドバイワールドC参戦を視野に入れている。


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